着付けは家でどのくらい練習すればいい?上達する人の共通点

「教室ではできたのに、家でやってみるとわからない」
「次のレッスンまでに忘れてしまう」
「帯結びだけ、どうしても覚えられない」
「毎日練習しないと上達しないの?」

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

着付けは、先生の説明を聞いて理解することと、
自分の手でできることが別のものです。
上達するには、自宅で繰り返し練習することが大切です。
でも、毎日何時間も練習する必要はありません。

着付けは家でどのくらい練習すればいい?

初心者の方には、次のような練習をおすすめしています。

  • 週2〜3回、15〜30分程度から始める
  • レッスンを受けた当日か翌日に、一度復習する
  • 時間がない日は、帯結びなど苦手な部分だけ練習する

これはあくまで目安で、習得のペースには個人差があります。

大切なのは、1回に長時間練習することより、忘れないうちに繰り返すこと。
週末に2時間まとめて練習するより、15分ずつ何度か練習したほうが、
手順を思い出しやすい場合もあります。

着付けが上達する人に共通している5つのこと

教室で生徒さんを指導していて感じる、上達する方の共通点をご紹介します。

共通点1|着物を着る目的がはっきりしている

  • 「娘の七五三に着物で参加したい」
  • 「歌舞伎を着物で観に行きたい」
  • 「海外赴任先でも着物を楽しみたい」
  • 「推しのお芝居に着物で行きたい」

このように、着たい理由がはっきりしている方は、練習にも前向きに取り組みやすいものです。
「着られるようになったら何をしたいか」を決めておくことが、上達の原動力になります。

共通点2|いつまでに着られるようになるか決めている

「いつか着られるようになればいいな」よりも、
「来月のお出かけまでに着られるようになりたい」と期限を決めることで、
練習の予定が立てやすくなります。

共通点3|自宅でも着物に触れる時間を作っている

教室のレッスンだけでなく、自宅でも着物を広げたり、
帯を結んだりする習慣がある方は、手が覚えるのが早い傾向があります。

練習用の着物を、リサイクルショップなどで用意するのもひとつの方法です。
高価な着物でなくても、練習はできます。

練習用の着物は小紋の袷が良いですね。柔らかいもの。
汚れてもよいようなものがおすすめです。何度も来たり脱いだりするので
新品のきれいなものよりも、普段着になるものが良いです。

共通点4|先生の動きをよく見て真似する

着付けは、頭で覚えるだけでなく、体の動きで覚える技術です。

たとえば、ダンス経験のある生徒さんは、
先生の動きを見て真似することに慣れているため、
着付けの動作をスムーズに覚えられることがあります。

ただし、ダンス経験がなくても大丈夫。
繰り返し練習すれば、少しずつ身についていきます。

共通点5|わからないところをそのままにしない

「ここはどうやるんだっけ?」と思ったところを放置せず、
次のレッスンで質問する。
わからない部分が明確になっていると、練習の効率もぐんと上がります。

自宅でできる!初心者におすすめの練習方法

練習1|長襦袢だけ着てみる

衿合わせや衣紋の抜き方を確認します。

練習2|着物だけ着てみる

腰紐の位置、おはしょり、衿元を整える練習をします。

練習3|帯結びだけ練習する

お太鼓結びなど、苦手な部分を繰り返します。

練習4|最初から最後まで通して着てみる

一通り覚えたら、時間を計りながら練習するのもおすすめです。

最初から全部やろうとせず、「今日は衿元、明日は帯結び」と分けて練習しても大丈夫です。

着付けの練習は、動画を撮ると上達しやすい?

自分で着付けをしていると、手元や後ろ姿は見えません。
そんなときは、スマートフォンで練習風景を撮影する方法もあります。

  • どこで手が止まっているか
  • どの段階で衿元が崩れているか

などを、あとから確認できます。
ただし、動画を見るだけで終わらず、実際に手を動かして練習することが大切です。

自宅練習でやってしまいがちな3つの失敗

失敗1|最初から完璧に着ようとする

初心者のうちは、まず手順を覚えることを優先しましょう。

失敗2|毎回違う着物や帯で練習する

慣れるまでは、同じ着物と帯で繰り返したほうが、違いに気づきやすくなります。

失敗3|わからないまま何度も練習する

間違った手順のまま繰り返すと、かえって混乱することがあります。
わからない部分は、先生に確認しましょう。

忙しくて練習できないときは?

仕事や家事で忙しく、まとまった練習時間が取れない日もありますよね。

そんなときは、

  • 「今日は腰紐を結ぶところだけ」
  • 「今日は帯をたたむ練習だけ」

と、小さく区切って取り組むのも一つの方法です。
練習できない日があっても大丈夫。
諦めずに、また始めることが大切です。

一人で練習しても上達しないときは?

自宅で何度も練習しているのに、

  • おはしょりがきれいにならない
  • 衣紋が抜けない
  • お太鼓結びがうまくできない

ということもあります。自分では気づけない原因があるのかもしれません。

キモノサリー着付け教室では、マンツーマンで一人ひとりの苦手なところを確認しながらレッスンしています。また、以前着付けを習ったけれど忘れてしまった方には、復習レッスンという選択肢もあります。

(関連記事:お太鼓結びがうまくできない!初心者がつまずくポイントとは?)
(関連記事:衣紋がきれいに抜けないのはなぜ?初心者が見直したいポイント)
(関連記事:おはしょりの記事タイトルをここに入れてください)

まとめ|着付けの上達は、少しずつの積み重ね

着付けが上達するために大切なのは、最初から器用にできることではありません。

着物を着たい目的を持ち、少しずつでも練習を続けること。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
そんな小さな積み重ねが、自分で着物を着てお出かけする自信につながります。


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