もらった着物のサイズが合わない!着られる・着られないの見分け方

「母の着物を譲ってもらったけれど、私のほうが背が高い」
「着てみたら袖が短い」
「前がきちんと重ならない」
「昔作った着物が、今の体型に合わなくなった」

こんな経験はありませんか?

洋服ならサイズが合わないと着られませんが、
着物は少し事情が違います。
サイズがぴったりでなくても、着付けの工夫で着られる場合があります。

ただし、どんな着物でも着られるわけではありません。
今回は、サイズが合わない着物の見分け方をご紹介します。

着物のサイズで確認したい3つのポイント

1|身丈(みたけ)

着物の肩山から裾までの長さです。
身長に近い長さが一般的な目安ですが、
着付け方や体型によって必要な長さは変わります。

2|裄丈(ゆきたけ)

背中心から肩を通って袖口までの長さです。
短すぎると、寸足らずになり、借り物らしさが強調されてしまいます。

3|身幅(みはば)

前幅・後幅などで決まる、胴まわりの寸法です。
身幅が足りないと、前の重なりが浅くなり、着崩れしやすくなる場合があります。

身丈が短い着物は着られる?

お母さまやお祖母さまの着物で多いのが、身丈が短いケースです。
たとえば、「母は身長150cm、私は160cm」という場合ですね。

身丈が少し短い程度なら、腰紐の位置を調整したり、
おはしょりを短めにしたりすることで、着られる場合があります。

ただし、身丈が大幅に足りない場合は、
通常のおはしょりを作るのが難しくなります。

身丈が短いからといって、すぐに諦める必要はありません。
まずは、どのくらい足りないのかを確認してみましょう。

裄丈が短い着物は着られる?

昔の着物は、今の自分には袖が短く感じられることがあります。裄丈が短いと、

  • 借り物感が出てしまう
  • 長襦袢の袖が見えてしまう

といったことが起こります。

ただし、普段着であれば、多少短めの裄丈を楽しむ方もいます。
大切なのは、着る場面と全体のバランスです。
長襦袢との寸法の相性も、あわせて確認しましょう。

身幅が狭い着物は着られる?

ここは特に注意したいポイントです。

身丈や裄丈は多少調整できても、身幅が足りない場合は注意が必要です。前の重なりが浅くなると、

  • 歩いたときに裾が開きやすい
  • 着崩れしやすい
  • 衿元やおはしょりが整いにくい

といったことがあります。
少しの差なら着付け方で対応できる場合もありますが、
大幅に身幅が足りない着物を無理に着るのはおすすめしません。

「着られる」と「安心して外出できる」は別です。

サイズが合わない着物を着る3つの方法

方法1|着付け方を工夫する

腰紐の位置やおはしょりの調整など、サイズに合わせた着付けを試します。
ただし、調整できる範囲には限界があります。

方法2|仕立て直しをする

縫い込みが残っていれば、身丈・裄丈・身幅を出せる場合があります。
着物の状態や生地の余裕によって、直せる範囲は変わります。

方法3|別の形で着物を活かす

どうしてもサイズが合わない場合は、
羽織や小物へのリメイクなどを検討する方法もあります。
大切な着物だからこそ、無理に着ることだけにこだわらなくてもいいと思います。

サイズが合うかわからないときは、実際に羽織ってみましょう

着物のサイズは、数字だけでは判断しきれないことがあります。実際に羽織ってみると、

  • 「思っていたより着られそう」
  • 「丈は大丈夫だけど、身幅が足りない」
  • 「袖が短いけれど、普段着なら楽しめそう」

といったことがわかります。
大切なのは、寸法だけでなく、着たときのバランスを確認することです。

キモノサリー着付け教室では、マンツーマンレッスンの中で、
一人ひとりの体型に合わせた着付けを確認しながらお伝えしています。

丈が足りない場合は、腰ひもの位置を下げる。
おはしょりが足りないときは、着た後でも出せる。

母の着物を、自分で着られるようになったら

お母さまやお祖母さまが大切にしていた着物。
「サイズが合わないから」とタンスにしまったままにするのは、少し寂しいですよね。

でも、着られる方法が見つかったら、

  • 母の着物でランチへ
  • 祖母の着物を着て、美術館へ
  • 思い出の着物で、家族写真を撮る

そんな楽しみが生まれます。
大切な着物を、これからの自分の思い出に変えていく。
着付けを習うことで、そんな楽しみも広がります。

まとめ|サイズが合わない着物も、まずは確認してみましょう

もらった着物のサイズが合わなくても、すぐに諦める必要はありません。

身丈・裄丈・身幅を確認して、どこが合わないのかを知ることが第一歩です。
着付けの工夫で着られる場合もあれば、仕立て直しが必要な場合もあります。

そして、着物を自分で着られるようになれば、
お母さまやお祖母さまの着物を、もっと気軽に楽しめるようになります。


「いつか着物を着たい」を、今から叶える。
初心者でも5回で、自分で着物を着てお出かけへ

40代からの女性のためのマンツーマン着付け教室
新宿・中井|キモノサリー着付け教室

着物を持っていない初心者さんも大歓迎!
まずは体験レッスン3,300円から

キモノサリー着付け教室のお申し込み電話番号